PTAはFabLab Setagaya at IID β へ生まれ変わります。
IID 世田谷ものづくり学校(以下IID)の116号室に設置され、PTAの愛称で親しまれてきたFabスペース「PTA/Prototype Thinking Area」は、2016年4月13日、『FabLab Setagaya at IID』としてリスタートします。
(※)IID 世田谷ものづくり学校は廃校となった校舎を再生し、クリエイター・デザイナーの仕事場とし活用するほか、ものづくりに関する体験・学習プログラムを年間500件以上開催する複合施設です。2004年よりスタートし10年以上運営を続けています。
FabLab Setagaya at IID βについて
PTAは2014年9月、IIDの中で製品やサービスの「試作・開発」がおこなわれる場をつくるために生まれ、多くの方に利用していただきました。
世田谷という地域性に加え、IIDという施設内に設置されたことから、IIDの入居事業者はじめ、近隣に住むデザイナー、イベント参加をきっかけにユーザーとなったアクセサリー作家など、「ものづくり」に携わる多くの人が訪れました。
また、初心者向けの講座、無料体験会などの開催もあり、「Fab」という考えを知らない、機器の扱いもわからない、そんな方々も気軽に訪れました。
今回のリニューアルでは、約1年半の運営実績を生かし、さらに多くの方々に開かれた「ものづくり」の場となるよう、設置機器を全面的に入れ替え、講座も初心者からプロ向けラインナップの充実を図りました。
これに伴い、スペースを『FabLab Setagaya at IID β』と変更し、世界各国に広がる「FabLab」ネットワークに参加します。
FabLabは、それぞれの地域のニーズに合わせたローカルな市民工房であり、世界50カ国250カ所以上のFabLabが連携するネットワークでもあります。
各FabLabで起きた事例、技術や情報は、FabLab Setagaya at IID βに集うユーザーにも共有することが可能です。
またFabLab Setagaya at IID のLabには、“IID 世田谷ものづくり学校のLab”という意味が含まれています。
最新のデジタル機器とともに、IIDがこれまで得たノウハウ、IIDという場、IIDに集う人、IIDがもつネットワークなどを、ユーザーが活かして、 アイデアの具現化、製品開発の場(=Lab)となることを目指します。
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