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レポート:FabLab Setagaya 1st Anniversary Meetup!(展示・交流会編)

FabLab Setagaya at IID=「ファブラボ世田谷」は正式運用から1周年という節目に際して、これまでファブラボ世田谷を支えていただいた皆様同士の「Meetup!」をテーマに1周年イベントを開催しました。

イベントを開催した11月24日・25日の2日間は、トークセミナー・ワークショップ・展示会・交流会というさまざまな形でたくさんの方にお越しいただき、大盛況となりました。参加していただいた皆様、誠にありがとうございました!このレポートでは、「ものづくりのこれから」を考えた、この2日間の記録をお届けします。

まずは24日夜に行った交流会と「Fab施設を活用したモノ・コト」をテーマにした展示会の様子を振り返ります。

交流会はIID Galleryで展示された作品を見ながら、teppan kitchen SETAGAYAの美味しい料理を食べながらのカジュアルな雰囲気で、参加者同士の意見交換がいたるところで盛り上がっていました。

乾杯の音頭をお願いした田中浩也氏からは、FabLab Setagaya at IIDはものづくりのオープンスペースとしてうまくやっている素晴らしい場所だというお言葉を頂き、まだ1周年ですので、これからもそのような場所であり続ける必要性を感じることができました。

交流会の中では42の公募作品の中から協賛の東急ハンズ賞・DIGINEL賞・ファブライフ賞のアワード発表もありました。

ファブライフ賞を受賞した東方さんは、3Dプリンタで競技ヨーヨーの製作・販売をされていて、さらにプレイヤーでもある最強のMakerです。受賞時には実際にそのヨーヨーでプレイしながらヨーヨーの精度や3Dプリンタを使う意味を伝えてくださいました。

東急ハンズ賞:「自分でつくれるポチ袋テンプレート」(納庄俊匡 氏)

デジネル賞(原雄司):「3dprint kimekomi craft」(向山義正 氏)

ファブライフ賞(田中浩也):3Dプリンタで作った競技ヨーヨー(東方秀樹 氏)

その他の作品もデジタルファブリケーション機器を使って製作者それぞれのアイデアや発見を表現されたものが揃い、こういう使い方もあるんだ!ここまでできるのか!と参加者同士で刺激しあえたのではないでしょうか。また、デジタルファブリケーションツールを使うことで創造に時間を使えるようになり、新しいものを生み出す速度があがったり、自分だけではできなかった表現ができるようになったり、楽しんでものづくりをしているMakerたちの声がたくさん聞けました。

ファブラボはそういう楽しみを人に伝えていける場所であることももっと活かしていくべきだと思っています。そう思うのは、イベント参加者の方々に事前のアンケート調査を行い、FabLab Setagaya at IIDに今後期待することは?という質問に対して、「Meetupのような交流・意見交換ができること」という回答が一番多かったというのがあります。

さらに、ファブラボ世田谷の良いところは?という質問に対しては「学校の跡地を再利用していること」、「懐かしくほっこりする」、「FABスペースとして、すこし緩いところ。気軽に入っていける雰囲気が良いと思います」というような空間・場所に関する意見が多く見受けられました。小さなスペースではありますが、その分個人利用のしやすさや他人の作業風景が見える気軽さがファブラボ世田谷の特徴と言えると思うので、ちゃんとうまく機能できるようにこれから工夫していかなければならないですね。

トークセミナー・ワークショップについては次のレポートで報告します。