FLSI-Blog

3Dプリンター造形物への塗装

世田谷区のエコアイデアコンクールのプロジェクトで制作した際、

ファブラボ世田谷ではあまり取り組んでいなかった3Dプリンター造形物への塗装をやってみました。

 

全体の流れとしては、造形後やすりがけ→パテで大きな溝を埋める→プライマー・サーフェイサーで表面を滑らかに整えるといったものです。プラモデルの塗装と同じような方法ですね。

 

フィラメントには、造形後の研磨がしやすい、ABSを使用しました。

ABSでの造形物の後処理には、研磨以外にもアセトンに浸して表面を溶かすという方法もありますが、

今回は他のパーツや電子部品と組み合わせることも考え、このような方法にしました。

やすりがけ・パテ塗り

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造形後、サポートが残ってしまったところなどは荒目のやすりで、ある程度削っておきます。

スポンジ研磨剤は紙やすりに比べて曲面への加工がしやすく、便利でした。

 

パテには2液混合タイプのポリエステルパテを使ってみました。

パテ塗り後、乾燥させてからやすりで磨くのを何回か繰り返すと、このようにになります。

この写真のもので約1本分約40g使いました。

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ちなみに、今回使用したタミヤのポリエステルパテは、完全に硬化するのは約60分と説明書きがありました。

プライマー・サーフェイサーで表面を整える

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「プライマー」とは塗料のノリをよくする下地剤のことで、

「サーフェイサー」は表面のキメを整えるために使われるものです。

今回使用したのはこの2つを合わせたもので「プラサフ」と呼ばれていたりします。

なんだかお得感があるのでこれを使用しました。

サーフェイサーの数字(この場合は1000)は大きくなるほど目の細かい表面になります。

 

こちらも乾燥とプラサフがけを何回か繰り返してこのような感じになりました。

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ラッカー塗料

そしてこの後、ラッカー系のスプレー塗料で色をつけました。

薄く吹いて、乾燥させて、重ねるときれいに色がつきました。

 

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塗装は時間がかかる作業ですが、丁寧にやれば完成品のクオリティを上げられますね!

しかし塗装に関してはまだまだ初心者なので、他に良い方法があったら是非教えてください!