9/20

P O D D A

PODDA プロジェクト 〜片手間Rhino〜(第2回)

 本日、第2回目の3Dモデリング講座「片手間Rhino」(主催:NPO法人 Mission ARM Japan、講師:義肢装具電子設計同好会PODDA多賀重雄)が開催されました。

_MG_6656.CR2

 まな板のニンジンを切っていて自分の指を深く切ってしまい、絆創膏を貼ったけれどその指を庇っているので料理の進行がすこぶる困難になったというような経験が誰にでもあると思います。もちろん料理に限らず、何かの弾みでどちらかの手を怪我してしまいしばらく片手で生活しなくてはならなかったという経験は多くの人にあるのではないでしょうか。
そんなとき、僕たちは手が2本あることの恩恵を思い知ります。普段何気なく行っていることが、片手だと途端にできなくなってしまいます。歯ブラシに歯磨き粉を付ける。靴ひもを結ぶ。ボタンを留める。本を読む。鞄から荷物を取り出す。大抵の些細な行為に僕たちは二本の手を無造作に連動させて用いています。

 今や生活に欠かせないものとなったパソコンの操作も、基本的には両手が存在していることを前提としてデザインされています。
そんな中、義肢装具電子設計同好会PODDAの多賀重雄さんは、普段使っている3DCADソフト「Rhinoceros(ライノセラス)」のほとんどの操作がマウスだけで可能なことに気付きました。Shiftキーを押しながらマウスでクリックするなど、いくつかの主要操作は両手を必要としますが、それらの問題はボタンのたくさん付いている多機能マウスを使えば解決可能です。つまり、多機能マウスがあれば片手で3DCADを用いたデザインが可能になります。

1-edda3

 実際に多賀さんご自身が多機能マウスでのライノセラス操作を試され、この3DCAD講座「片手間ライノ」は生まれました。
物を作るには、片手で抑えてもう一方の手で切るなど、ほとんどの場面でどうしても両手の存在が必要となります。しかし「片手間ライノ」であれば、文字通り片手で物を設計することができて、データを3Dプリンタで造形すれば実体としての物ができてしまいます。自分の左手で自分の右腕に付ける義手を作るというようなことも可能になります。

 今まで両手が必要だった操作が片手でできるようになるというのは、誰にとっても便利なことです。もしも両手があるのであれば、片一方の手でサンドイッチでも齧りながら、もう一方の手で3DCADを扱うことだってできるわけです。「片手間ライノ」の”片手間”には、そんな気軽な意味合いも込められていて、この講座自体誰でも参加できます。

 ちなみに今回のお題は、ハロウィンということでカボチャでした。

E382B9E382AFE383AAE383BCE383B3E382B7E383A7E38383E38388202015-09-192023.41.22

『片手間ライノ』
参加費:2000円
(MissionArmJapan会員と、学生の方は学生証持参で1500円、またライノセラスをインストールしたパソコン持参の方は500円OFF)

詳細は pta@r-school.net までお問い合わせ下さい。