11/24 (火)

Robot x Programming

"fabbot"組み立てワークショップ!

 fabbot組み立てワークショップをPTAで開催しました。
 fabbotは、東京都市大学小池研究室が開発したオープンソースの「Mugbot」をファブラボ関内が小型に改造したもので、ArduinoとRaspberry Pi、サーボモータ、LED、スピーカーなどを、どこにでもあるプラカップに詰め込み、安価に(そして比較的容易に)作ることが可能です。

 組み立ててくれたのは近所の小学4年生達。全員半田ごてを持つのもはじめて。
 しかしながら半田付けに戸惑っていたのは最初の1、2箇所だけで、すぐに慣れて細かい部分にもかなり素早く半田付けできるようになりました。
 半田付けには「高温のコテで金属を溶かして電子部品を回路に繋ぐ」という物々しいイメージが付きまといますが、実はやってしまえばなんてことはありません。
 この写真はスピーカーと音声出力端子の間に入れるアンプ回路にボリュームとなる可変抵抗を半田付けしているところです。

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 fabbotのプラスチック部品は3Dプリンターで作成したものです(次の写真中央に写っている水色の部品など)。
 また、内部の骨格に当たる部分はアクリルの板をレーザーカッターで切り出して作っています。

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 朝10時半から休憩を挟んで午後4時半までの長丁場。
 最初やや緊張気味だった子供達も段々と慣れてきて大はしゃぎだったのですが、集中するときは集中してどんどん質問しながら組み立てていきます。

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 ついに5体のfabbotが組み上がりました!
 arduinoにコードを書き込み、Raspberry PiにOSなどをインストールして完成です。

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 制御にはScratchを使いました。ScratchはMITメディアラボが開発した初心者向けプログラミング学習環境です。東京都市大学の開発したハードをMITの 開発したソフトで動かしているので、大学という研究教育機関の恩恵を大きく受けていることになります。

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 ほとんど丸一日掛けて組み上げたロボットを動かす、いわばこれからがいいところでもあるのですが、残念ながら本日は時間切れで渋々の終了。
 いろいろなプログラムを考えて遊ぶのはまた今度!

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 最後に、講師をして頂きました安永さんと一生懸命組み立ててくれてみなさんありがとうございました。
 たくさんの事をぎゅっと詰め込んだ楽しくて忙しい1日でした。
 fabbotの小さなカップには、最新トピックである新しいものづくりの形が文字通り詰め込まれています。Arduino,Raspberry Piという二つの「小さくて安価で扱いの容易な(つまり奇跡のような)」”コンピュータ”を搭載していて、部品は3Dプリンターとレーザーカッターで作られていて、Scratchなどで簡単にプログラムを書き込むことができます。
 さらにオープンソースなのでほとんど全ての情報が無料で公開されており、いくらでも自由に改造することが可能です。実際のところ、今回組み立てたfabbotはArduino, Raspberry Piの能力の極一部しか使用しておらず、これから思いも寄らぬ拡張がなされることと思います。それももしかしたら今日参加してくれた子供達の誰かによって。