『fabbotサンタでプログラミングを学ぼう!!!』を開催しました。
fabbotは、東京都市大学小池研究室が開発したオープンソースの「Mugbot」をファブラボ関内が小型に改造したもので、ArduinoとRaspberry Pi、サーボモータ、LED、スピーカーなどを、どこにでもあるプラカップに詰め込み、安価に(そして比較的容易に)作ることが可能です。
クリスマス前ということで、fabbotの透明プラカップボディにサンタクロースの衣装を付けるところから開始です。
デジタル作業前にアナログ作業でウォームアップといったところでしょうか。

最初は基本的なScratchの使い方の説明です。
とは言っても、ソフトフェアが直感的に使えるようインタフェイスデザインに工夫が凝らされているので、こちらが説明する前に子供たちがどんどん先に進んでいったりします。この辺りの「直感的に使える」と「実はそれはロジカルなプログラミングである」がシームレスにつながっているのがScratchというプログラミング環境の優れた点だと思います。

プログラミングに慣れて来ると、長く複雑な動作も組めるようになります。
今のところPTAのfabbotにはセンサー類が付いていないのですが、パソコンのマイクを音センサーの代わりに使用して音に反応して動くプログラムが可能です。

終盤にはそれぞれユニークな動作や発話をプログラムして、段々とワークショップが”変なことをbotに言わせて笑う会”のようになってきました。
変なことを言うサンタクロースで楽しくプログラミングの初歩に触れる1日になったのではないかと思います。