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P O D D A

HACKberry仮合わせ、PODDミーティング

このレポートを書くために、つい先日、日曜日の写真を見返している。今は水曜日で、また雨の降り出しそうな曇った午後で、三日前の日曜日がもう遠い昔のようにすら感じられる。日曜日はとても明るかったからだ。実は日曜日の天気が晴れだったのか曇りだったのかは良く覚えていないのだが、僕が今これを書いているファブラボ世田谷の室内がとても明るかったことだけは明瞭に覚えていて、それは天気なんかに関係なく集まった人々の所為だったのかもしれない。

 

そして、日曜日に撮った写真はびっくりするくらいに未来的だった。未来の普通というか、到来しつつあるスカッとした未来のイメージが写真からは溢れていた。

PODD(義肢装具電子設計同好会)の活動やexiiiのオープンソース電動義手「HACKberry」のことを、もう随分と長い間見させて頂いていて、すっかり慣れて新鮮味も薄れていたのだが、写真を見返して新しい衝撃を受けた。彼らの活動と作り出すものがはっきりとある閾値を超えたのだと思う。

 

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この日の主たる活動内容は、山本さんの山本さん自身によるデザインで改造したHACKberryの仮合わせだった。積極的に新しいものを使いたいというユーザーが、いつの間にか単なるユーザーに留まらず製作に関わるようになり、積極的に新しいものを使いたいという義肢装具士がいつの間にか3DCADを覚えて電子回路やバッテリーケーブルの取り回しを気にしながら義手を作る。「また3Dプリンタの話か」と思われるかもしれないけれど、そういう新しい物を取り入れる人たちがなんだかんだ言いながら3Dプリントという環境を中心にして結びつき前に進んでいる。

 

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「SFみたいな未来がすぐそこだ」と言いたいわけではなく、僕たちの日常に直結している、ちょっとした不便さとか、ちょっとした「作ってみたい」とか、そういうものの唯ほんの一歩先は驚くような極彩色の可能性に溢れていて、これから爆発的にたくさんの人たちがその可能性の中へ飛び出して行くのだと思う。

 

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