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FLSI-Blog

Tips レーザーカッター用データ作成の注意点

データ作り注意点

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イラストレーターでtrotecのレーザーカッター用のデータを作成するための注意点をいくつかまとめました。
これらは、「必ずこのようになっていないとダメ」という事ではないのですが、「このようにするとエラーを回避できる事がある」という経験則であると捉えて頂きたいと思います。
まず基本的な考え方として、あくまで「レーザーカッター用のデータを作るため」に「イラストレーターを使っている」と考える必要があります。エディトリアルその他のデザインでは問題ないデータでも、レーザーカッター用のデータとしてはNGである場合があるということです。表現したいデザインを、ジョブコントロール(レーザーカッターの制御ソフト)に認識させるために、イラストレーターを使う時に何に気をつければいいかという注意点になります。

「ジョブコントロールでデータが認識されない!」となった時に確認したいこと。

・まず基本、色はswatchを使って設定する。線幅は0.001mmにする
・データを、新規ファイルにコピーしてプリントする。
・色を変えてみる。例:カット線が赤だったのを青にしてみる
・彫刻を黒に、カットを赤にする。カットしかしないデータでも、赤にする。
また、特別な必要がなければ 彫刻は黒にする。

この辺りをまず試してダメなら、細かい原因の追求に入ります。

・色ごとに新規ファイルにコピーして試す。
・レイヤーが複数ある場合は、必要なレイヤーだけ表示し、新規ファイルにコピーして試す。
・データをエリアごとに分割して試していく。例えば、左半分を試し、OKなら右半分がNGであると分かります
・線の位置が中央(画像参照)であることを確認する。

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・カット線のオブジェクトは塗りをナシにする。(原因の切り分けをしやすくするため)
・マスクを作って作られたカット線は認識しないことがあるため、別の方法で作成する
・彫刻用の黒のデータが原因で、別の色(例えば赤)のカット線を認識しないことがある
・黒の彫刻データで、オブジェクトの不透明度が100%以外になっていると、別の色のカット線を認識しない。

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・微妙にカーブしている線の場合、0.001mmでは認識せず0.002mmにすると認識することがある。